任意売却

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リースバックとは

リースバックとは、自分の家を売って、その売買代金を手に入れることができる仕組みです。でも、その家を売った後も、その家に住み続けることができます。どうやってそれが可能なのかというと、家を売った後、その家の買主から賃貸不動産として借りるからです。

例えば、あなたが車を持っているとします。でも、お金が必要な時が来て、その車を売らなければならなくなりました。でも、その車は仕事に使うので手放すと困りますよね。そこで、車を買った人に、「車をあなたに売るけど、その売った後もこの車を私に使わせてほしい」と頼むことにしました。そして、その人がOKと言ってくれたら、車を売ってお金を手に入れつつ、その車を使い続けることができます。これがリースバックの仕組みです。リースバックでは所有者がその家を買った方が所有者となるので固定資産税やマンションの場合は管理費修繕金も支払う必要がなくなります。

ただし、リースバックには注意点もあります。家を売った後は、その家の所有者は自分ではなくなります。そして、家を借りるためには家賃を払う必要があります。また、家を売る価格は、普通に家を売るよりも少し安くなる傾向があります。だから、リースバックを考えるときは、そのメリットとデメリットをよく考えてから決めることが大切です。